どうもタキオンです。
今日はお題から書いてみます。
海の思い出。沢山あります。
今日はその中の一部を紹介します。
私は田舎育ちだ。海は目の前にあった。
私の実家は漁師だった。今はもうやめているが。
あれは4歳か5歳の頃だ。内容は強烈に覚えている。
海が近くにあるから落ちたりしたら命に関わる。
実際私も2歳の時に落ちたらしいが近所の方が助けてくれたみたいだ。
そういうこともあって泳ぐというのは当たり前のことだった。
夏はいつも海に行ってたが浮き輪をつけてからである。
私の父親は基本、夏は地元にいない。北海道に漁に行ってるからだ。
ただ、なぜだろう。結婚式とか葬式で戻って来てたかはわからないが夏前に家にいたのだ。
その父親に泳げるのか?と聞かれた。
私は浮き輪があればと答えたと思う。
すると、父親は母親に、泳げないといけんやろと言っていた。
よし、泳げるようにする。
と言った父親は、私を担ぎ、母親と一緒に海の方へ。今は埋め立てられてそこに海はないが、家のすぐ横には海があった。
嫌な予感はしていた。上だけ脱がされていたからだ。
その予感は的中。私を海へ思いっきり投げたのだ。
足も届かない。いきなり深い所に投げ出されたのだ。
普通に考えれば虐待だwww
私は必死だ。始めて浮き輪なしで泳いだのだ。
父親と母親のいる方に、泳ぎ方なんてわからない。
犬かきだ。ただ必死に二人の方へ泳いだ。
父親も母親も笑ってた。ビックリだ。
やっと二人の方へ着いたら、すぐさまもう一度海へ投げられた。
2回目も必死に泳いだ。
またまた爆笑してた。だから私はこのことを忘れることができなかったんだろう。
お陰でその日から浮き輪を使うことはなかったが、普通に考えたら恐ろしい親だ。
本人達はその事を覚えてないから、それにもビックリだが。
いい思い出だ。
もう1つは、
あれは私が20歳の頃だ。漁師をしてた頃だ。
イカ釣り漁船だったので基本的に朝方、日が昇れば終了する。
あれは、金沢沖か、新潟沖のどちらかはハッキリ覚えてないが、
台風が近づいていた。よく一緒に乗っていたおっちゃんが台風の前は空が真っ赤に染まるとは言っていた。
朝方になるとおっちゃんの言ってたことは本当だった。。海の真ん中にいるので周りには水平線しか広がっていない。
そこに朝日が登り、真っ赤に染まっていた。夕焼けとは少し違う感じだった。
太陽が半分くらい顔を出したときくらいだった。
遠くで太陽と重なるようにクジラが大きく跳ねた。
それはもの凄くキレイな光景だった。
今でもその光景は鮮明に思い出す。
あれほどキレイな光景をそれ以降見たことがない。
女性を口説くために色々な夜景を見たがあれほどのものには出会えてないww
私の経験の中で一番だ。
これが私の一番の思い出だと思う。
[http://www..com/ :title]
最後までご愛読ありがとうございます。