タキオン0622のブログ2

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犬を飼ってはいけない村で犬を育てようとした結果、予想通りの結末をむかえた

 

 

こんにちはタキオンです。

 

タイトル見て思ったでしょう。

犬を飼ってはいけない村ってどういう事って。

普通に考えれば信じにくいことでしょうね。

私も書くかどうかは少しだけ躊躇してたんです。

身バレもありますからね(笑)

ただ私レベルの記事そんなにハネることなんぞ無いだろうと思い今書いてます。

会社以外なら別にバレても問題ないんでいいかなって。

何回は書いたことがありますが出身は長崎の離島です。

その中の小さな地区。地区名は言いませんがね。

何故かその地区には犬を飼ってはいけない理由のわからないルールがあったんです。

小学校の時に地区名の由来や飼ってはいけない理由を調べたことがありましたね。

正直なんとなくしか覚えてませんし、なんで飼ってはいけないの?ってバァちゃん達にも聞いたことがあります。

うろ覚えですが、こんな事を言われましたね。


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犬を飼ってた家の人が船で遭難するという言い伝えがあると。

そうなんだ。と言おうかとも思いましたが真面目にいきましょう。

バカバカしい!

子供ながらになにその理由!って思っていましたよ。

そんな少年時代の話なんですよ。

小学5年生の頃だったかな。ど田舎でなにもないところ。海と山に囲まれてたところで育ったんです。

日曜日に友達と二人でいつものように遊んでたんです。

田舎って結構、小屋とかがあるんですよ。

しかも誰も使ってない小屋とかもね。

勿論ドアなども壊れてたりしてるしすぐに入れるんです。

すると何か小さい鳴き声がするんです。

二人で探してみると倉庫の隅の方に子犬が一匹いたんですよ。

周りには母犬はいない。少しだけ弱ってましたね。

生まれてすぐってわけでは無いぐらいの大きさでしたから何ヶ月かは経ってたとは思います。

こちらに気づいて隅っこで震えてました。

私はすぐに家に帰って水と魚肉ソーセージをとって倉庫に戻りました。

知識なんてなにもないし、何を与えていいかもわかんなかったんです。友達も同じように何か取りに行ってましたね。二人で取りあえず持ってきたものを近くに置いて離れて見てたんです。

大人に見つかるとヤバイとも思ってましたしね。

記憶が定かではないですが確かその日、見てる間は食べなかったですね。

暗くなってきたので帰ることに。

二人で約束をしました。絶対に大人に言わないことです。犬を飼ってはいけないルールがあることは知っていましたからね。

次の日の朝、早起きして学校行く前に倉庫へ。

するとまだ奥にいるんですが置いてあったものはなくなってたんです。凄く嬉しかったのを今でもそれは覚えてますよ。

学校行って授業中も犬の事ばかり考えてましたからね。

帰ったら倉庫へ家から何か食料をとって持っていくのを4.5日やったくらいだったと思います。

少し懐いてきたんです。私の友達も私がほとんどしてたので譲るような感じでした。

なので名前をつけたんです。

笑わないでくたさいね。

小学5年生がつける名前なんで。

名前は

ふぶき!

よく覚えてますよ。その頃一番夢中になってましたし、めちゃくちゃ可愛かったので。

毎日倉庫に足を運び時間の許す限り遊んでました。

ふぶきも慣れてきてちょっとした広場にも出れるようになってたんです。私を後をずっとついてくるので何もしないと家までこようとするんです。なのでお手製の首輪っぽいのを作り柱にロープで繋いでましたね。家に帰るときがいつも辛かったです。

クゥーンって泣くんですよ。

3、4週間たった時くらいだと思います。

いつものように倉庫へ行くとふぶきがいないんですよ。あれって思ってずっと探してもいなかったんです。もしかしてと思ってたんですがやっぱりそうだったんです。

大人に見られてたんですよ。犬がいることをね。

近くの家のおっちゃんから聞きました。

犬を飼ったら行けないから大人が車で他のところへ逃がしてきたと。

なんで言わんの?って結構文句いった記憶があります。ただかなり怒られたんですよ。

なんで飼ったらいけんのに育ててるんやとね。

いいやん。なんでいけんの?って

あの時は凄く悔しくて本当に捨ててきた人を嫌いになってました。その人に何度も殺してないやろうねと聞きまくりましたからね。

実際はわかりませんが殺してない。違う山に置いていただけと言う言葉を信じるしかありませんでした。

家で泣きましたからね。

それからはふぶきとは一度もあえてはないです。

勿論もう天国に行ってるのは確かですが

私が老いて万が一天国に行けた時、また会うことができれば守れなかったことを謝りたいと思っていますよ。是非もう一度会いたいものですね。

短い期間でしたが忘れられない出来事でした。

実は今でも古いそのルールは地区あるんですよ。

ただ家の中でこそっと飼ったりしてる人はいるみたいです。私は生まれ育った地区は大好きですがそのルールはもう廃止にしてもいいのではって思ってます。古い時代の考えはなかなか変わらないと思いますが私達世代になれば自ずと変わってくると思います。いつか自分の育った地区で犬を外で飼えるようになることを願ってます。

私が実家にいたらそうなるように行動してたかもしれませんが(笑)

 

今日は私の思い出を書かせてもらいました。

少しの間でもその時の楽しさもずっと残ってますよ。

私の初めて飼った犬の話でした。野良犬でしたが私にとっては一番かわいかったペットでした。

 

最後までご愛顧ありがとうございます。