こんにちはタキオンです。
先に言っときます。
母は認知症です。実家で生活してます。
幸い近所に叔父、叔母がいるのですが、正直不安ではあります。
前に話した通り長男は精神病。
中々ハードな家庭です。
それでもいいんです。笑っとけばなんとかなります。
なるようになるだけと思っています。
私もこちらに家を購入したあとに発症したので実家に帰るのも難しくなってます。
何より稼がないといけないが稼げなくもなります。
田舎は仕事がないのが現状ですし、ゆくゆくはこちらに来てもらおうかなと思って話をしますがやっぱり実家がいいみたいで嫌がるんです。
認知症は
新しい記憶が全く入らないだけで、昔のことなどはしっかり覚えています。
なので普通に話す分などは何も問題もありません。
ただ、今したことを忘れるので、1番は火災などの不安はいつもあります。
時間があいたら頻繁に連絡するようにはしてますがやっぱり不安ですね。
そんな母ですが、忘れないエピソードがあります。
あれら長男が精神病の施設に初めて連れていった時です。
急な出来事で何も整理もできてないまま、精神病に入る事になったので、家族みんなが少しパニックにはなっていました。
私は当時専門学校に通っていました。話を聞き直ぐに兄貴とタクシーでその施設に向かいました。
両親に会うと号泣してボロボロでしたね。
私の母は田舎者の代表格です。
仕事ばかりで本当に何も世間の事は知らないような人。ただとてつもなく優しい人です。
家族全員ではなかったですけど、両親と兄貴と私で、待合室で待っている時です。
母が実家のバーちゃんにも状況伝えないとと言ったので、私の携帯で実家に連絡するようにしました。
当時はまだPHSから携帯にかわりかけの時代です。
私から実家に連絡、バーちゃんに少し状況を説明して、母と代わることに。
母にとってはそれが初めての携帯電話だったんです。
当時はまだスピーカー機能などついてなかったんじゃないかな。
とりあえず家族号泣中だったんです。
母は初めての携帯電話を手に取り、
無線で喋るように、正面から携帯を口元に持っていき
もしもし。もしも~しと。アレ何も聞こえん。
私達は大爆笑。
号泣中だったんですが笑いのほうが勝ってしまいました。
緊張と緩和のバランスが一流です。
田舎育ちで漁師の嫁。無線の使い方はわかってたんでしょうww
私の母は本当に中々やるんですよ。
場を少し和ましてくれたと思います。
入院の時の話しなると必ずその話になりますので今となってはいい思い出です。
まだまだエピソードはありますので、気が向いたら書いていきますね。
本日もご愛読ありがとうございます。